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のふうぞ [家族のこと]

♪ おまえがはたちになったら 酒場で二人で呑みたいものだ・・・
♪ ぶっかき氷に焼酎いれて つまみはスルメかエイのひれ・・・



野風増(のふうぞ)という歌は、こう始まります。
いろんな人によって歌われている中で、やっぱり河島英五さんの野風増が、僕は一番すきです。



のうふうぞって岡山県の方言だとよく説明され、そしてそれは、生意気な、やんちゃなといった意味で使われるんだとか。ただ、岡山県人の僕ですが、のふうぞを普段の会話で用いたことはありません。とはいえ岡山の言葉なんだと説明されれば、よりしたしみを感じ、自分の中では大切にしている歌の一つです。



さて、26日に息子が目出度く二十歳の誕生日を迎えました。息子が二十歳ってことは、父親としての僕も二十歳です。
歌の通りぶっかぎ氷に焼酎じゃないけれど、この日のためにと大事にとっておいた上等のお酒で、この良き日を祝って乾杯。
徳利と盃は、反対に息子が20余日前、僕の誕生日の祝いにと贈ってくれたもの。息子から贈られたその時、初めて使うのは来たる息子の誕生日・・・と思い、やっと今日を迎えました。



このところ、お仕事が立て込んでいたこともあって、心身ともに疲労の色が濃いのに少々落ち込んでいましたけど、まだまだ、これからもう一旗・・・そんな気持ちにもさせてくれる夜でした。



♪ 野風増、野風増、男は夢を持て・・・



この良き日と、互いの二十歳を祝ってあおったそのお酒の味を、僕は生涯忘れることはないでしょう。





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