あくまで予行

日曜日は芝消防団の消防ポンプ操法大会の事前訓練でした。


抜けるような青空

増上寺さんと東京タワーに見守られながら、大会と同じ時間、同じ要領で各分団が消防ポンプ操法を披露。

指揮者と1番から4番までの隊員で組織される消火隊。
僕は去年に引き続き2番員。
放水はじめ！」「放水やめ！」といった前線の消火現場では消火に当たる指揮者・1番員の指令を受けポンプ機関に伝令する。第一の火点を鎮圧し、さらに前方の火点に消火にかかるとなれば、また指揮者・1番員からホースの延長を命ぜられ、これまた機関に要請しに走り、さらにその場でホースを機関から託され前線に搬送。
放送局の仕事に例えると、まさにADに当たる役割で、とにかく前線と機関の間を全力で行ったり来たりです。
ホースは一本が約20m。それを第一の火点まで三本、第二の火点までは四本つなぎます。それぞれ2往復ずつしますから、一度の操法で500m以上走っているんですね。

同僚に撮影していただいた映像を見ますに、寄る年波と無駄に増えた体重のため全力感に乏しいですが、訓練のたび、このまま倒れるんじゃないかと思うこともしばしば。
とくにこの日は、火を鎮圧し機関に戻る最終局面、指揮者に「異常なし！」の報告をしたあたりから全く記憶が飛んでしまっております。映像を見るとキチンと振舞っていましたので安堵しております。

とはいえ、この日はあくまで予行。
大会は来週の日曜日です。どうか無事につとめられますように。