輝く街の風景

冬になると、あちらこちらで木に電球を巻きつけて光らせ始める。
風物詩として話題にはいつもなりますけれども、これ、つまりは不自然な光景です。

なので僕は、あまり好きでは無いのです、このイルミネーションとやら。
なんだか、綺麗だろう！ってそれを押しつけられているみたいで。
自然の事物は自然のママが最も美しいのに。
なのだけど、先週の土曜日に、奥さんに連れ出されて、六本木まで行って、毎年恒例のイルミネーションを見てきました。

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けやき坂、点灯の瞬間

ニャンコ奥さんに街に連れ出されて見た其れは、僕の複雑な思いとは裏腹に、そんなに悪いものでもありませんでした。詩家であるサトウハチローさんの墓石に刻まれている言葉が、ふと頭に浮かんだ次第。


「ふたりでみると、すべてのものは美しくみえる」