柔道とJUDO

僕が、目下、修行に打ち込んでいるのは空手道。
でも、もともと武道の修行は、高校生の頃に部活動として打ち込んでいた柔道が入り口なので、言うなれば、僕は本籍柔道、現住所空手道と思っております。


いま、世界柔道の大会が日本武道館で開催中。


我が社が放送しているのを、テレビ桟敷で観ております。
毎回、特に国際大会に接して思うのが、差し手争いばかりで、ぐちゃぐちゃに組み合って、力任せに背中から相手を倒したらポイント・・・という形が、どうも自分の中にある柔道とかけ離れている。


でも、そのスタイルが世界のJUDOとして認められているのなら、その中で勝たなければいけないというのはやむを得ないこととはいえ・・・嘉納治五郎先生の求めていた姿は、こうなんだろうかと、いつも思いながらの応援です。


でも、嘉納先生の説くところの、柔道はカラダを最も有効に使う技というのを極めれば、相手がどんな形で攻めてこようとも倒せるのだと信じております。
だから、それを日本人選手には、是非、証明していただきたいとおもいながら、連日、テレビにくぎ付けになっております。