夏の高校野球

ことしの故郷の代表校は「おかやま山陽」高校。

もう故郷を離れて35年も経っているせいもあって、そんな高校あったっけ・・・といった感です。調べてみると古くからある学校みたいなので、僕が岡山を離れてから出来たわけではない様子。

ただ、高校野球の代表校になることはもとより、それに絡むことも、僕が高校生だった頃までには無かったので、どこにある学校かもわからない。しかも、ユニフォームが真っ赤なアンダーシャツに真っ赤な文字にと、ここまで目立てば知らないってことも無かろうに、全く、ピンとこないのです。

なので、今ひとつ、地元の代表といった親近感を持つことが出来ず、漫然と結果だけ気にしておりました。

そうしたら、あれよあれよでベスト8にまで残っての大活躍です。
ここまで来たら、あと、もう一踏ん張り、岡山県人の期待を背負って活躍してほしいなぁ。

・・・なんて勝手なものですね。
漫然とではなくて、次はしっかり応援しよう。

過ちを繰り返さぬと言うこと

８月の前半は、先の大戦における忘れてはならぬ日が続きます。

６日の広島への原爆投下。
そして９日は長崎への原爆投下。
15日は終戦の日。

広島の原爆犠牲者の慰霊碑に刻まれている有名な辞があります。
「過ちは繰返しませぬから」
この辞には主語が無いということを批判する意見が昔からあります。
わたしも、若い頃に読んだ小説でそういう批判に接し、ながらく、それに同調する考えを持っていました。

でも、最近は、そういう考えを改めています。
主語が無いことに意味があるのだと、そう私は理解するようになりました。

日本人、米国人、そして世界のあらゆる人々。
それぞれ自分を主語にして、何に対して過ちを繰り返してはいけないのか、それを考えてみろということなのでは無いかと思っています。

正直に生きようよ

最近、聞かない日はありません。

「ビッグモーター社」

僕は利用したことが無いけれど。
こんなトコロに、大切な自動車を預けなくて良かったと、心底から思います。

もっとも、雇われている人たちにしてみれば、こういう（ニュースで報じられているような）社風、経営方針の中では、生き抜くために必死だったのかもしれません。あるいは、そういう中で成功を収めていれば、それが良いことだと思い込むようになってしまった人もいるのかもしれません。

僕も、その中に居たとしたら・・・どうだったのだろう。
組織の方針が正しいか正しくないかに関わらず、その組織に属するものとして反対の声を上げるのは難しいものです・・・30年も会社勤めしていれば、僕だって常に正しいことをしてきたのかと問われれば自信を持ってハイと言えないと思っています。

でも、そういう姿勢って、ながくは続かないんですよね。
どこかで世の中にしれることとなり、それなりの制裁を受けることになる。

天網恢々疎にして漏らさず・・・

この言葉、改めて心に刻みたいと思うのでした。