はなのはなし４

そして、一か月たっても何の改善も見られなかった僕の鼻。


いよいよ、これは薬じゃ治らないというハナシになりました。


でも、その時通っていたお医者さんでは、そこで、即手術に移行するというハナシにはならなかったんでしょうね。


当時、鼻の手術と言えば、大規模なもので、辛さも辛さ、大変なものと聞いておりました。
なんでも、上唇を持ち上げて、歯茎との際にのみのような者を打ち込んで、切りすすんでいく。そして顔の皮膚をベロンと剥がして、そのうえで鼻の骨を削るんだなんてことを、人づてに聞いていたのです。お医者さまから手術の具体的なことは聞いたことが無かったのだけど。


鼻の病気で当時から多かった蓄膿症。
これで手術をしたって人の話を聞いたんですね。


これは大変だと・・・思いました。
ただ、鼻は両方いっぺんに詰まっていることは無くて、片側交互なのです。なので、調子のよい時は、確かに空気の通りは悪いのだけど、気にならないと言えば気にならない。


いまは、放置しておいても大丈夫じゃないかという気持ちもあり、投薬の終了を言い渡されて、手術のハナシにならなかったことをいいことに、それから耳鼻科の診療からは遠ざかっていたのです。


そして今に至ったってことですね。