プロなんだから

プロテニスプレーヤーの大坂なおみさんが試合後のインタビューを拒否する声明を出したそうな。
アスリートの心情を無視したインタビューは受けたくないというような趣旨と受け止めた。


んんんんん・・・インタビューって、そんなもんなんじゃないの。
往々にして聞かれたくないことを聞かれるものだ。特に負け戦の場合は。


そもそもプロスポーツって、プレーヤーだけでは成り立つまい。
つまり、誰のためにプレーしているのかといえば、もちろん、技術の向上は自分との闘い、自分の掲げる目標との闘いでもあろうかとは思う。
ただ、プロ・・・それで日々の糧を得ているとなれば、その糧はどこから出てくるかということだ。
それは観客やファンがいるからこそ、日々の糧が得られるのではないか。


インタビューする記者や囲まれたカメラの向こう側には、そうしたファンがいるわけだ。
そこに出たくないというのであれば、それはファンや観客はいらないと言っているようなものでは無いかと僕は思う。


大坂さん、すごい選手だとは思う。
だけど、プレーの合間合間に、ラケットを叩き割ったり、コーチに拗ねてみたり、成熟した大人の態度に程遠いところが垣間見られるのが、少々気になるところだった。


残念だけど、もう応援する気にもならなくなってしまった・・・僕はね。