キックバック

このところ、連日、この言葉を聞かないことがありません。
政権をも揺るがす大事件になるかもしれず、国会が閉じるのを待って、捜査当局の動きが本格化するとも言われています。

問題とされているのは自民党の派閥の政治資金パーティにかかるお金の流れ。
パーティー券を売るノルマが所属議員に課されていて、そのノルマを超えて売り上げたものは担当の議員が受け取れることになっていたんだとか。
ところが、そのお金の出入りがキチンと政治資金収支報告書に記載されていなかった。
収支を明らかにしなくて言い裏金としての性格を帯びていたのでは無いかという疑惑が浮上し、騒ぎになっているわけです。

自民党の総裁でもある総理大臣は、政治資金パーティ開催の禁止を通達したということです。
これって、どうなんですか？？？
この一連の問題は政治資金パーティの開催がいけないという話しでは無く、その会計処理がおかしいという話しです。対策を打ったと言うにしては、なんだか、することがズレている。

まぁ何にせよ、違法性があるのなら、それなりの責任を取るべき人には取ってもらわないといけません。

しかし、ことしの流行語の大賞は「キックバック」でも良かったんじゃ。
選考が行われた後ではじけたのが残念でした。
去年の「ブラボー！」と一緒ですね。