大の字

稽古の後に、お弟子さんを見送って、しばらく道場に。



なんだか久しぶりに寝転んだ


高い天井を見ながら、いろんなことを思う。
この時間・・・大好きです。

表彰状

今週の稽古は水曜日。


先日の支部内交流試合で見事、優勝した高橋さんに、やっと優勝の賞状を渡すことができました。
これは本当に嬉しい！


もう一人、我が同好会から出場した平野くんも一勝してくれ、堂々の結果を残してくれました。
二人ともカラテ未経験から稽古を重ねての成果です。我が同好会の稽古が、外の世界でも通用することを示してくれました。


僕は会場のアナウンスを担当していたので、大っぴらに声援を二人に送ることはできなかったけれど、見ていて胸が熱くなりました。


特に、同門対決となった初戦は目頭まで熱く。


お二人の空手家としての成長とともに、稽古を預かる身としてのワタクシも、さらなる成長をしていくことを自らに言い聞かせているのでした。


押忍

虎穴に入る

少々前のことではありますが・・・事務的な用件で、新宿道場を訪ねました。
そうしたら、まさに、選手の皆さんの稽古の真っただ中。


用を済ませたら、すぐに道場を後にするつもりが、まさに「虎の穴」のごとき景色に其の場を動けず。
見学を申し出て、しばらく刮目しておりました。東京城西支部の誇る精鋭の皆さんの迫力や熱気を、我が同好会に持ち帰るべく見入っておりましたら、時間はどんどん進んでいく。


翌日は４時に起きて仕事に行かなくちゃいけないというのを、すっかり忘れて。



スパーリングで響く音を皆さんに聞かせて差し上げたいです


技と技が交錯する音もさることながら、限界を超えようとしてだんだん荒くなる息遣いが稽古の激しさを如実に物語るわけです。
外の雨も・・・激しかったけど、この日は。


精鋭達の目は、日本にとどまらず、常に世界を向いています。
その姿に触れると、自分の心にも火が付きます。


ワタクシは、その火のエネルギーで、まずは稽古・・・じゃなくて、とりあえず４時に起きてお仕事に向かいました。

三省

極真空手の話です。
きょうは私の属するは支部内の交流試合。

フジテレビ同好会からは３人が選手として出場します。そのうちオレンジ帯（１０級）の２人のオヤジファイターが、私が指導を担当している週に一度の同好会定例稽古の常連です。この木曜が、試合前最後の調整の日となりました。

この２人は初めての試合出場になります。２人がそれを決意してから１か月余、試合を意識した稽古を積み上げてきました。その成果がいよいよ、この日曜に試されることとなります。試合に出る２人の技能もそうですが、私の提供した稽古の質も同時に試されると思うと、選手同様に心臓の鼓動が高まる気分です。

試合直前の稽古が終わってからワタクシだけ少し居残っていたとき、「論語」の一節・・・孔子の弟子である曾子の言が頭に浮かびました。

曾子曰、吾日三省吾身（曾子曰く、われ、日に三たび吾が身を省みる）
為人謀而忠乎（人の為に謀りて忠ならざるか）
与朋友交言而不信乎（朋友と交わりて信ならざるか）
伝不習乎（習わざるを伝うるか）。

曾子は日に三度、自分のことを反省した。
人のために真剣に物事を考えたか。真心をもって友と接したか。自分が理解できていないことを教えるようなことはなかったか。

試合のためということではなく、稽古において常に、人を教える立場として大切にしなければならない精神です。いよいよ試合となると、これで稽古は十分だったのか、そんな思いが次から次へと出てきますが、その答えは、選手の２人が試合で出してくれるでしょう。

ワタクシ、当日は試合場でのアナウンスを担当することになっています。
思わずこみあげてくるであろう声援を喉元で抑えながら、試合を見守ることになります。

フジテレビ同好会の皆はもとより、出場選手の皆さん、日ごろの稽古の成果を存分に発揮しましょう！
押忍！

試合までもう一息

木曜は定例の同好会の稽古の日。


27日にちょっとした試合の日程があって、お弟子さんが二人出場します。


試合はお二人とも初めて。
まずは経験していただくことが一番の目的。もちろんいい成績が出ればそれに越したことは無し。


この試合の緊張や大変さは出てみないとわかりません。
でも、出ると、大きな収穫があります。


フジテレビを代表して、存分に暴れていただきたいと期待をしております。

有難い小道具

もともとは空手の師であり、今も、身体を鍛えることで多大な教えを受けている敬愛する先生から、便利なトレーニングの用品を拝領しました。



これ・・・手首に巻いて使います。


全容が見えないと、使い方が良く説明できないですが・・・重いものを扱う時に、あくりょくが無くて支えられないのを補完してくれるものです。


装填が難しいのですけど、やっと一人でセットできるようになりました。これで、一人でも、負荷を上げて身体をますます鍛えることが出来ます。


また一歩前進！

稽古withコロナ

金曜日はテレワーク。
でも、夜は会社にある同好会の道場での稽古でした。
我が同好会の稽古は、できるだけワタクシがテレワークじゃない時・・・つまりお台場の本社で仕事をしている時に開催するのが合理的。
とはいえ、いつも、そううまくいくとは限りません。





こちら、この金曜の夕暮れの湾岸地域の風景



この夕暮れの風景に見送られて帰宅するのが常ですが、この日はさにあらず。出社時の風景です。今週の我が同好会の定例稽古日はワタクシのテレワークの日だったため、仕事を終えたあと、稽古のためにお台場に向かったと言う次第。
この日は自分の職場に寄ることもなく道場直行です



こんな調子ですから、最近ワタクシ、会社に行くのは、仕事のためなのか空手修行のためなのか、よくわからなくなってきました。



最後におまけの動画


稽古が終わって、秘密の特訓。
ここに書いた時点で秘密にならねーじゃねぇかなんて言わないの！



こうしてみると・・・我ながら良い身体してるなぁ( ^ω^ )目指せシックスパック！！

鍛える

空手の修行には、もちろん、空手そのものの技術の向上に向けた稽古が必要なのですが、一方で、基礎的な体力の増強が不可欠です。


なので、自分でバーベルを挙げるような鍛錬を日々してはいるのですけど、ある程度まで来ると、自分の力だけでは、それ以上の進化が鈍ってきます。


ということで、1年ほど前から、時々、トレーニングを専門家に指南していただくようになりました。
いわゆるパーソナルトレーニング。


土曜には、久々に・・・緊急事態宣言発令もあって・・・師事してきました。
どこを狙ってトレーニングをするかなんて、自分の知識じゃ追いつかない、いろんな発見があります。


さぁ再出発！

裁く

日曜は、所属する空手道場の試合日程。


お仕事として審判（副審）の大役を仰せつかっておりました。
この日は小学校2年生から幼稚園児までの試合。


勝って驕らず、負けて卑屈にならず。
とはいえ、日頃の稽古の集大成を裁く、その責は重い。旗を持つ手に汗が滲みます。


それが、今後の、その少年たちの稽古やともすれば人生に影響するかもしれないのだから。

墓参

きょうは極真会館・大山倍達総裁の御命日です。


前の日になる２５日、総裁の墓所に参じました。
総裁の墓所は護国寺にあります。



墓前にて


総裁にご挨拶のうえ、今後も修行に邁進することをお誓いいたしました次第です。


さらに、同じく護国寺にあります梶原一騎先生の墓所にも初めてご挨拶もうしあげました。
総裁の墓所には何度かお参りしたことがあるのですが、梶原先生の墓所に参じたのは今回が初めてでした・・・護国寺に墓所があるのは存じ上げていたのですが、何せ広い墓地ゆえ、どこに眠っていらっしゃるのか見つけられなかったのです。



今回は、事前にお調べして参りました・・・傍らの碑には辞世が刻まれています


『吾が命 珠の如くに 慈しみ　天命尽くば 珠と砕けん』


こう詠まれて亡くなった先生のお歳をワタクシすでに超えてしまいました。
自らの天命とは何か、、、と考えさせられます。